超音波ガイド下ブロック
超音波(エコー)にて画像を確認しながら行うブロック治療です。 神経、血管、筋肉などの組織をリアルタイムに映し出すことができます。 針先や薬液の広がりも画像で確認できるので目的とする神経やその周囲に薬液を注入することが可能です。 レントゲン透視と異なり被ばくはありません。
超音波ガイド下ブロックの特徴
- 1
神経や血管を確認しながら注射できるので、神経損傷のリスクや麻酔薬が誤って血管に入ってしまうリスクが低くなります
- 2
針先や薬液の広がりを目で確認しながら注射ができ、より効果的なブロック注射ができます
- 3
高解像度の超音波検査機器を導入しているため、以前の機器では抽出できなかった神経なども確認することができます
診療の流れ
1 問診
体温、血圧測定を終えた後、処置室へ移動します。ベッドにて診察を行います。
ブロック注射後1~2時間程度のお休みが必要なため、必ず事前にトイレを済ませておいてください。
治療の準備ができ次第スタッフがお声がけし、処置室へご案内します。
2 準備
注射する際に消毒を⾏うため、シャツやブラウスのボタンをはずし、⾸の部分を広くあけます。
アクセサリー等もはずしてください。
次にベッドに症状のある⽅を上にして横向きに寝ていただきます。
スタッフが治療前に消毒いたします。消毒した部分にはお⼿を触れないようお願いします。
3 ブロック注射
再度消毒を⾏い、超⾳波エコーで刺⼊部位を確認し針を進めます。
確認できたらゆっくりと薬液を注⼊します。 治療は5 〜1 0 分前後で終了します。
4 安静
注射後はベッドで1 〜2 時間ほど仰向けでゆっくり休んでいただきます。
安静終了時刻になりましたら、スタッフがお知らせします。
それまで絶対に⼀⼈で⽴ち上がらないようお願いします。
スタッフが脱⼒感・痺れなどが解消されたかを判断し、解消されていればご帰宅になります。
脱⼒感が続いている場合にはお休み時間を延⻑させていただきます。